リスクをとらないことが最大のリスク

中小企業診断士の野村です。

本日は将棋棋士の羽生善治氏の言葉を紹介します。

「リスクをとらないことが最大のリスクだと思う。

なぜなら、今日勝つ確率が最も高い戦法は

三年経てば完全に時代遅れになっているからだ。」

 

これは将棋の話です。

19世名人の羽生善治氏は、勝つための戦法を日々研究し

「新しい一手」を見出すと、ためらわず実戦で試すそうです。

 

しかし、これはビジネスでも同じことが言えます。

 

将棋棋士同様、ライバルたちは勝つために日々励んでいて、

ビジネスの世界も絶えず進化しています。

今は最新の戦法でも3年後には時代遅れの戦法と化してしまうのです。

勝ち続けるためには、最先端のさらに一歩先を、常に目指さなければならない。

将棋棋士に限らず、現状に甘んじる精神が「最大のリスク」なのです。